デルタ航空はこのほど、2009年夏から新たに就航都市を拡大することを発表した。

デルタ航空

今回は新規となる15の国際線を追加して、太平洋路線・アフリカ路線・ヨーロッパ/中東路線を強化。そのうち12路線は、ほかのアメリカ系航空会社が直行便を運航しておらず、同航空の利便性をさらに向上するものとなっている。

具体的には、以下のとおり。

デルタ航空 2009年夏の新規国際線

地域 路線 運航開始日 機材
太平洋路線 アトランタ - 成田(2便目) 2009年5月4日 B747-400
ソルトレイクシティ - 成田 2009年6月3日 A330-200
ニューヨーク(JFK) - 成田 2009年6月4日 B777-200ER
成田 - ホーチミンシティ
※成田での途中乗降不可
2009年6月1日 B757-200
アフリカ路線 アトランタ - 南アフリカ・ヨハネスブルグ 2009年6月1日 B777-200LR
アトランタ - ケニヤ・ナイロビ(セネガルのデイカー経由) 2009年6月2日 B767-300ER
アトランタ - リベリア・モンロビア 2009年6月8日 B757-200ER
アトランタ - ナイジェリア・アブジャ 2009年6月10日 B757-200ER
アトランタ - アンゴラ・ルアンダ 2009年6月14日 B757-200ER
アトランタ - 赤道ギニア共和国・マラボ 2009年6月16日 B757-200ER
アトランタ - 南アフリカ・ケープタウン 2009年6月1日 B767-300ER
ニューヨーク(JFK) - ナイジェリア・ガゴス 2009年6月9日 B767-300ER
ヨーロッパ/中東路線 ニューヨーク(JFK) - スウェーデン・ヨーテボリ 2009年6月11日 B757-200ER
ニューヨーク(JFK) - チェコ・プラハ 2009年6月18日 B767-300
ニューヨーク(JFK) - スペイン・ヴァレンシア 2009年6月5日 B757-200ER
ニューヨーク(JFK) - スイス チューリッヒ 2009年6月8日 B757-200ER
ニューヨーク(JFK) - テルアビブ(2便目) 2009年6月30日 B767-300ER

表からもわかるように今回は、新たに成田空港を発着する2路線を追加。また、アトランタからの就航都市を拡大することで新たなネットワークを作っている。

注目ポイントは、ノースウエスト航空との合併により、成田空港とアトランタ、ソルトレイクシティ、ニューヨークを結ぶ路線が登場すること。特に成田-ソルトレイクシティ線は、日本とロッキー山脈地域を結ぶ世界初の路線となる予定だ。また、アトランタから150便、ニューヨーク・JFK空港から50便、ソルトレイクシティから65便、への乗り継ぎもできるようになる。