伊藤園は17日、野菜飲料「1日分の野菜」ブランド初のチルド製品として、「1日分の緑黄色野菜」を関東限定で発売する。販売地域は東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城・栃木・群馬の1都6県。内容量は1リットルで、価格は298円。
同商品はコップ1杯(200ml)あたり、厚生労働省が推奨する1日分の野菜摂取量120g分の緑黄色野菜を使用した野菜100%飲料。にんじんをベースに、通常のドライ製品に使用している野菜のほか、水菜やヤーコン、じゃがいもなど28種類の野菜をバランスよくブレンド。砂糖や食塩を使わずにチルド製品ならではのフレッシュですっきりした味わいに仕上げたという。また、同商品に使用しているにんじんは、同社独自の「ナチュラルスイート製法」を用いて茹でてから搾汁し、にんじん本来の自然な甘みを引き出しているとのこと。
パッケージには携帯電話から原料原産地を確認できるQRコードを印刷。食品の安全性への関心が高まる中、同社は野菜飲料を中心にパッケージやホームページなどに原料原産地情報を表示し、情報開示を今後も積極的に行っていくとしている。