サバンナ高橋茂雄。相方の八木の反応を聞かれ、「今日僕がここに来てることも知らないんじゃないすかね」

英国で人気沸騰中のおバカアニメ『アングリー・キッド』のDVDをPRするイベントが10日、東京・タワーレコード新宿店で行われ、日本語吹き替えを担当したサバンナの高橋茂雄が登場した。

バカでしつこく頑固な"クソガキ"、アングリー・キッドのイライラさせられるいたずらや言動を1分で描ききる本作。日本語版吹き替えのオファーを受け、スタジオ入りするまでほとんど何も聞かされていなかったという高橋は「いざ行ってみたらほぼ一人やし、主役じゃないすか。『ええ~?』言うてたら『はい3秒前~』て。そんな感じで2日間で撮りました」。

イベント中、突如生アフレコを要請され「ちょい待って!」

自分の指から激しい異臭がするというエピソードを見事に演じて見せた

そこへフードファイターの小林尊が登場、1つ200グラムのチョコプリンの3分間早食い対決へ。客席から上がる黄色い歓声に「俺んときより喜んどる! 絶対負けへん!」と鼻息荒く宣戦布告。「小学生の時はお茶碗7杯ごはん食べてた」と豪語する高橋だが、ハンデとして1分早く食べ始めることに。

1分のハンデだけではなく、あらかじめ砕いておくという反則も繰り出したが…

最初は勢いよくかきこむも、2個目あたりから早くも目に涙を浮かべ始めた高橋。その様子を冷静に見つめつつ、1分後にスプーンを握った小林は怒濤の勢いでプリンを流し込んでいく。

写真で見る戦いの軌跡

ウッ

ウオオオ

ウッ……!

(もうあかん…)

ペロッ

ペロッ

カシャッ

ペロッ

結局勝負は5個対28個で小林の圧勝で幕を下ろした。「カメラ回ってなかったら吐いてました」と言う高橋は「負けましたー!」と敗北を認めながらも、「今度は3分とかじゃなくて、一晩中焼酎飲み続けて何杯空けたかで競いたいすね。それなら勝てるかも」と悔しがる様子を見せた。そして「お茶碗7杯いうんも、お仏壇に供えるちっちゃいヤツだったんですよ……」と事実を明かしうなだれた。最後は明かに小林ファンが多い観客の贔屓ぶりに「なんで僕が出てるDVDのイベントで悪者にならなあかんねん! あと、これでDVDが売れると思ってるスタッフはどうかしてる!」と軽くキレ、爆笑の中でイベントは終了した。

DVD『アングリー・キッド』はOLC・ライツ・エンタテインメントより発売中