国立科学博物館では22日より、和算家・関孝和三百年祭記念として「日本の科学者技術者展シリーズ第7回『数学 日本のパイオニアたち』」を同館日本館1階企画展示室にて開催する。開催期間は2009年1月12日まで。入館料は一般・大学生は600円、高校生以下は無料。
同展では、江戸時代に活躍した関孝和を中心とする和算家たちをはじめ、明治時代の数学教育の基礎と和算の保存に貢献した菊池大麓、近代日本では初めて数学の世界的な業績を上げた高木貞治、"数学のノーベル賞"ともいわれる「フィールズ賞」を日本人で初めて受賞した小平邦彦ら日本における数学のパイオニアたちの業績を紹介する。日本の数学には高いレベルの伝統があることや、日常生活にも活かされているという数学の研究と成果を知ることで、数学をもっと身近に感じてもらうことが目的だという。
同展期間中、ベストセラー『国家の品格』の著者である数学者兼エッセイストの藤原正彦氏による記念講演会「日本のお家芸、数学」が12月5日に行われる。参加希望者は事前に申し込みが必要。定員は100名で、申込者多数の場合は抽選となっている。申込み方法の詳細はこちら
日本の科学者技術者展シリーズ第7回「数学 日本のパイオニアたち」
会期 | 2008年11月22日~2009年1月12日 |
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会場 | 国立科学博物館(東京都・上野) 日本館1階企画展示室 |
時間 | 9:00~17:00(金曜日は20:00まで、入館は各閉館時間の30分前まで) |
入場料 | 一般・大学生は600円、高校生以下無料 |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)、年末年始(12月28日~1月1日) |