ヤマハ発動機は、250ccの水冷単気筒エンジンをアルミ製フレームに搭載し、高い走行性を備える「WR250R」および「WR250X」のグラフィックを変更し、2009年モデルとして12月10日より発売する。価格はWR250Rが70万1,400円、WR250Xが73万2,900円(従来モデルより据え置き)。
「WR250R」と「WR250X」は、2007年の11月に発売されたスポーツモデル。2009年モデルの仕様は従来モデルを踏襲し、グラフィックのみの変更となった。
今回の新グラフィックは"スポーティ&ハイパフォーマンス"を強調するために、モトクロッサーYZシリーズのイメージを継承。カラーは現行モデルと同様にレーシングイメージを主張するブルー、ホワイト(WR250R)、ブラック(WR250X)の各モデル2色設定とした。
WR250Rの主な仕様は、全長2,190mm×全幅810mm×全高1,235mm、ホイールベース1,425mm、シート高895mm、車両重量132kg、水冷・4ストロークDOHC単気筒エンジン、249cm3(ボアφ77.0×ストローク53.6mm)、最高出力23kW(31PS)/10,000rpm、最大トルク24Nm(2.4kgm)/8,000rpm、6速MT、セル式スターター、タンク容量7.6L、タイヤ 前80/100-21M/C 51P 後120/80-18 M/C 62P、燃費34.0km/L(60km/h定地走行テスト値)。
WR250Xの主な仕様は、全長2,125mm×全幅810mm×全高1,190mm、ホイールベース1,435mm、シート高870mm、車両重量134kg、タイヤ 前110/70R17 M/C 54H 後140/70R17 M/C 66H。そのほかの主な仕様はWR250Rと同様。