ASUSTeKが発表した超薄型軽量ミニノート「Eee PC S101」(発表記事はこちら)。同社がデザインと高級感にこだわったと言うだけあり、従来の同クラス製品でありがちだったチープなイメージは一切感じない。様々な特徴を持つ同製品だが、何はともあれ、まずは外観が最初の注目ポイントであることは間違いない。というわけで今回は、詳細な写真でこれを紹介したい。
カラーバリエーションはブラウン、シャンパン、グラファイトの3色展開。それぞれ天板とパームレストのカラーリングが異なる。さらに、パームレストはヘアライン加工を施したアルミ素材で、強度や耐久性の面でも有利だが、見た目も非常に良い。
薄型だがインタフェース類も一通り揃っている。まず本体背面に有線LAN、D-Sub、4-in-1カードリーダ。電源コネクタや排気口、ケンジントンロックも背面にまとめられている。左側面にUSB 2.0ポートを2基。右側面にはUSB 2.0ポートを1基と、ヘッドホン端子およびマイク端子を搭載している。
バッテリには薄型軽量、かつ長寿命を実現するというリチウムポリマーバッテリを採用。これが本体サイズ/重量に貢献しており、また安全性の高さも謳う。関連して、目立たない部分だがACアダプタがコンパクトに仕上がっている点にも注目しておきたい。
キーボードは86キーの日本語キーボードを搭載。17.5mmのキーピッチを確保しており、ミニノートとしては非常に余裕があるつくりとなっている。軽く試し打ちしてみたが、普通サイズのよくあるノートパソコンと比べても違和感のない打ち味と感じた。マルチタッチに対応したタッチパッドはスクロールやズームなどにも使えて便利。
細かいところまで徹底してこだわっているという同製品。象徴的なのはヒンジ部分に埋め込まれた「スワロフスキー製クリスタルガラス」の装飾だが、個人的に、7万円を切る製品でここまでやるか!? と驚かされたのが同梱品。本来オマケ的なモノであるはずなのだが、同梱のキャリングケースやACアダプタ用のポーチまで、何やら高級そうな感じなのだ。
■Eee PC S101の主な仕様 | |
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CPU | Intel Atom N270(1.60GHz) |
メインメモリ | 1GB SO-DIMM |
液晶ディスプレイ | 10.2型ワイドTFTカラー液晶(WSVGA 1,024×600ドット) |
グラフィックス | チップセット内蔵 |
ストレージ | 16GB SSD |
無料WEBストレージ | 60GB(Eee Storageサービス) |
通信機能 | 10/100Mbps LAN、IEEE802.11b/g、IEEE802.11n(Draft 2.0)、Bluetooth 2.0+EDR |
インタフェース | D-Sub×1、USB 2.0×3、SD/SDHC/マルチメディアカードリーダ、オーディオIN/OUT |
WEBカメラ | 30万画素 |
OS | Microsoft Windows XP Home Edition Service Pack 3 |
バッテリ駆動時間 | 最長約4.6時間(JEITAバッテリ動作時間測定法による) |
サイズ | 264(W)×180.5(D)×18~25(H)mm(突起部除く) |
重量 | 約1.06kg(バッテリ装着時) |
主な同梱品 | USBマウス、専用キャリングケース、ACアダプタ用ポーチ、クリーニングクロス |
製品保証 | 本体1年間、バッテリ6カ月間、ZBDサービス対応 |