日本声優検定協会は、12月23日に「声優検定試験3級」を実施する。同検定ではこれから声優を目指す人や養成所の在校生などを対象に、ことわざ・慣用句・熟語・敬語など日本語の常識を軸として、声優の常識、関連業界の常識、発声・発音・滑舌・アクセントなどについての設問が用意される。さらに、現在の芸能人にとって重要なインターネットやブログについての問題も出されるという。

今回行われる3級の試験は選択方式の記述問題のみとなるが、2009年に実施される2級・1級の検定では実技試験も実施される予定とのことだ。

この検定は声優を目指す人が自分の技能・知識の習得度合いをはかる尺度となるもので、合格しても声優になれることが保証されるわけではないが、同協会では「本検定に合格しないレベルでは、声優になれる確率は低い」としている。

試験会場は東京・名古屋・大阪などの全国8カ所。年齢制限や受験資格はなく、誰でも受けることが可能。申し込みは11月30日までとなっている。

声優検定と聞いて「声優の名前と作品名・役名を結びつける」「リスニングで声優の名前を当てる」などの問題を想像した皆さん、残念ながら方向が違いました。