近畿日本ツーリストはこのほど、国内ツアー・メイトの「日本讃歌」シリーズ新商品として、オホーツク海を旅する「日本讃歌『流氷大百科2009-ほっとけない流氷の真実-』」の販売を開始した。ツアー日程は2泊3日。出発地は東京・名古屋・大阪となり、出発日は2009年1月29日~3月20日(大阪は3月6日まで)。料金は東京・羽田発で9万3,800円~13万4,800円(2名1室利用時の1名料金)。
同ツアーでは、地球温暖化の影響などで減り続けている流氷について、流氷研究家の菊地慶一氏よりオホーツクの文化や暮らしなどの観点から話を聞く。流氷の現状を知ることで環境問題の理解を深めるとともに、地球環境を守ることの大切さを学ぶという。会場となるのは網走にある「オホーツク流氷館」が予定されており、閉館後の時間を貸し切りにするため、館内をゆったり見学することも可能とのこと。このほか、オホーツク海に広がる流氷を300メートル上空から眺める「流氷ヘリコプター」や「流氷砕氷船おーろら号」、冬の臨時列車「流氷ノロッコ号」(3月6日出発まで)に乗り、陸・海・空から流氷を楽しむことができる。
また、知床の自然に生きる動物たちをガイドつきで観察する「冬の動物ウォッチング」や、実際に流氷の上を歩く「流氷ウォーク」などもプランに含まれ、流氷と自然を存分に体感できる。なお、2008年から1名からの申し込みが可能になり、1、2泊目のホテルとも個室対応にするなど1人でも気軽に参加できるようになっているという。