NTTドコモは5日、タッチパネル式端末「SH-03A」(シャープ製)を発表した。同社の2008年秋冬モデルにおける4つのコンセプトのうち「docomo PRIME series」に位置づけられる製品。タッチUIによる直感操作、高品質液晶や800万画素CCDカメラによる高画質撮影などを特徴とする。2008年12月発売予定。ボディカラーは、ホワイト、ブラック、ピンクの3色を用意。
SH-03Aは、高品質ディスプレイと高画質撮影が特徴。ディスプレイには、液晶テレビ「AQUOS」で培った高画質技術を利用した3.0インチフルワイドVGA(480×854ドット)「NewモバイルASV液晶」を採用。フルカラー(約1,677万色)によって色再現力を高めているほか、「SVエンジン+」で高コントラスト化を実現した。カメラ機能でも高画質化に努め、約800万画素CCDカメラと画像処理エンジン「ProPix」を搭載。最大ISO感度2500相当の高感度撮影や広角29mmのワイド撮影が可能で、さまざまな撮影シーンに対応できるようになっている。なお、カメラ機能では高画質化だけでなく、利便性の高い機能も用意。顔を検出して即撮影する「振り向きシャッター」、笑顔を検出する「笑顔フォーカスシャッター」などを利用することができる。
タッチパネルと光TOUCH CRUISERを搭載しており、指を使った直感的な操作ができる点も特徴。本端末がサポートする、ワンセグやフルブラウザ、音楽再生、カメラなどの機能をタッチ方式で利用できる。また、光TOUCH CRUISERは決定キーとの一体型となっており、選択や決定が簡単に行なえるほか、指をスライドするだけで端末をロックできる指紋認証にも対応する。
Bluetooth対応と「Virtual 5.1ch 対応 DOLBYMOBILE」の搭載によって、ワイヤレスキーボードを使った文字入力や、ワイヤレスヘッドホンで高品質な音楽を楽しめるようにもなっている。他の機能では、新サービスのiコンシェル、iウィジェット、おサイフケータイ、GPSなどを利用可能。通信面では、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps)、国際ローミングサービス「WORLD WING(3G+GSM)」をサポートする。
機種名 | SH-03A |
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寸法 | 約111mm×50mm×18.5mm(最厚部約21mm) |
質量 | 約135g |
3G連続待受時間(静止時[自動]) | 約560時間 |
GSM連続待受時間(静止時[自動]) | 約260時間 |
連続通話時間(3G) | 約210分 |
連続通話時間(GSM) | 約180分 |
連続テレビ電話時間 | 約60分 |
メインディスプレイ | 約3.0インチフルワイドVGA(480×854ドット)NEWモバイルASV液晶 |
サブディスプレイ | 約0.8インチ(39×96ドット)有機EL |
外部メモリー | microSDカード(2GB)、microSDHCカード(8GB) |
外側カメラ機能 | 有効画素数約800万画素CMOS(顔検出オートフォーカス対応) |
内側カメラ機能 | ― |
色 | ホワイト / ブラック / ピンク |