ハーマンインターナショナルは5日、AKGのヘッドホン、3シリーズ9製品を発表した。すべてオープンプライス。発売日、価格などは表の通り。
ミニヘッドホンの新しいラインナップとして発表されたのが「K450」「K430」「K420」の3モデル。K420のみセミオープンタイプで、他の2機種は密閉型となる。K430/450は、K414Pに比べて、ワイドレンジ化など音質面でのチューニングが行われているだけでなく、使い勝手面での改良も行われているのがポイント。コードは片出し式になり、さらにK450では、着脱式コードを採用。1mと0.5mのコードが付属する。また、K430には、ボリュームコントロールが装備されている。なお、従来モデルのK414Pもしばらくの間、並売される予定。
カナル型ヘッドホンの新しいラインアップとなるのが「K370」「K340」「K330」「K321」。従来モデルからデザインを一新し、K370以外では、各モデル2色のカラーバリエーションが展開される。K370/K340/K330は、K324Pのサウンドをさらにリファインしたモデル。また、K370/K340には、ボリュームコントロールが装備されている。コード長はすべて1mだが、K370にのみ、0.5mの延長コードが付属する。また、K330/321は、モバイル機器などで手軽にAKGサウンドを楽しむためのモデル。
インイヤーシリーズは、「K315」「K313」の2機種がラインナップ。いずれも、各2色のカラーバリエーションが展開される。K315には、ボリュームコントロールが装備される。
AKGでは、同社としては初となったカナル型ヘッドホン「K324P」や、ミニヘッドホン「K26P」「K414P」の好評により、これらのデジタルオーディオプレーヤー向けのヘッドホンにより一層力を入れる方針とのことで、今回発表されたのはその第1弾。また、今後更なるラインナップの拡充も予定されているとのことだ。
シリーズ | 型名 | 発売時期 | 市場予想価格 |
---|---|---|---|
ミニヘッドホン | K450 | 11月 | 2万円前後 |
K430 | 11月 | 1万4000円前後 | |
K420 | 11月 | 1万円前後 | |
イヤカナル | K370 | 12月 | 2万円前後 |
K340 | 11月 | 1万3000円前後 | |
K330 | 11月 | 1万円前後 | |
K321 | 11月 | 6000円前後 | |
インイヤー | K315 | 11月 | 4000円前後 |
K313 | 11月 | 3200円前後 |