アラブ首長国連邦のドバイに4日、巨大ショッピングモール「ドバイモール」がオープンした。約111万平方メートル(サッカーコート50面分)の敷地内に2つの大型有名デパートや120軒の飲食店を含め1,200軒以上の店舗が入居する世界最大級のショッピングモールだ。
UAEの首長国のひとつであるドバイは貿易の中継点として世界中からブランドが集まり、なおかつフリーポートのため消費税が掛からないことから「買い物天国」と称されている。また、毎年1月に開催される国を挙げたバーゲンセール「ドバイ・ショッピング・フェスティバル」には世界中からコアなリピーターが訪れ、昨年はその数が350万人にも上ったという。
「ドバイモール」は「買い物天国」としてのドバイの特徴を旅行者にさらに明確に打ち出すもので、小売店舗のほかにも世界最大級の水族館、オリンピック規格のアイススケート場、屋内ゴールド・スーク(金市場)、SEGAテーマパークやキッザニア、22のスクリーンからなるシネマコンプレックスなどを併設している。
ドバイでは来年も1月15日から2月15日までの期間に「ドバイ・ショッピング・フェスティバル」を開催するとしており、ドバイモールもこれに参加予定。期間中は40以上ものショッピングモールで50%引きは当たり前というセールが実施されるほか、高級車や金1キロが当たる抽選会などのお得な催しが国全体で開催される。