「E900HD」

ベンキュージャパンは1日、アスペクト比16:9のパネルを採用した18.5型ワイドWXGA(1,366x768)液晶ディスプレイ「E900HD」を発売する。店頭想定価格は19,800円。

E900HDは、従来のアスペクト比16:10の液晶ディスプレイでは実現できなかった、16:9コンテンツを上下の黒帯を表示させることなく画面いっぱいの表示で楽しめる液晶ディスプレイ。同社独自の省エネ技術を取り入れることで、従来は4個使用していたバックライトモニタを2個に減らし、水銀の使用量を50%減らしたほか、明るさも従来の19型ワイド液晶ディスプレイと同じ300cd/平方メートルながらも消費電力を25%、CO2排出量を25%削減したのが特徴だ。

また、コントラスト強化、カラーマネジメント、ジャープネス強化の3つの画像補整エンジンで構成された同社独自の補正技術「Senseye」の4種類のアプリケーションモード(スタンダード、ダイナミクス、ムービー、フォト)に画像の色再現性を高めたsRGBモードをくわえた合計5種類のアプリケーションモードが利用できる「Senseye+photo」を搭載している。

仕様は、画素ピッチが0.3、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(DCR 10,000:1)、応答速度が5ミリ秒。視野角は左右170度、上下160度、チルト角度は下-5度、上20度。入力インタフェースはD-subとDVI-D(HDCP対応)。

本体サイズは458.1(W)×178.7(D)×360(H)mm、重量は4.1kg。1Wスピーカーを2個内蔵し、3年保証(パネル・バックライトは1年)が付属する。