カシオ計算機は、デジタルカメラ「HIGH SPEED EXILIM EX-F1」が、経済産業省およびデジタルコンテンツ協会が主催する「第23回デジタルコンテンツグランプリ」において「技術賞」を受賞したことを発表した。
同製品は、60枚/秒の超高速連写と、最大1200fpsのハイスピードムービーを搭載し、今までにない撮影ができる新しいジャンルのデジタルカメラとして話題を呼んだ。
「デジタルコンテンツグランプリ」は、専門誌編集者等によるノミネート(第23回は公募併用)を経て、有識者による審査委員会によって、日本のデジタルコンテンツ産業の発展に大きく貢献する優れた製品・映像作品・サービス・技術等を表彰するもの。
今回、「EX-F1」は、「元来は高価で用途も限られ、プロでも使用頻度が少ない高速撮影カメラの機能を、アマチュアが常に使用できるものとして開発したことが、エンターテインメントの表現性を大きく広げており、産業的には技術力を高め、市場的には活性化を促進することに寄与する」と評価され、同グランプリの「技術賞」に選ばれた。