カプコンは東京・渋谷のクラブ「HARLEM」において29日、30日に発売となったプレイステーション 3 / Xbox 360専用ソフト『グランド・セフト・オートIV』の発売前夜祭を開催。会場内に設置されている大型スクリーンでのゲーム画面再生や、試遊台による『グランド・セフト・オートIV』体験会などが行われた。
まずはじめの挨拶で、同社のパブリシティ企画推進室 室長の萩原良輔氏が、「とうそう『グランド・セフト・オートIV』が明日、10月30日に発売することができます。今回の発売に至りましては、プレスの皆さん、関係者の皆さん、そしてRockstar Gamesのご協力によりまして達成できたと、心より感謝しております」と述べた。
続いて同社のローカライズプロデューサーである大原晋作氏がステージに登場。「北米の発売から約半年、早かったか遅かったかわからないんですが、開発のRockstar Gamesの全面協力もあり、年内に発売できればいいなぁと思っていたタイトルが、10月末に発売できることになりました。海外では爆発的なヒットとなっている『グランド・セフト・オートIV』ですが、国内のみなさんにも遊んでいただけるとあって非常にワクワクしております」と、発売を翌日に控えて安堵と興奮冷めやらぬ気持ちが入り混じった様子。
この後、大原氏の誘導により大型スクリーンに『グランド・セフト・オートIV』のスペシャルムービーが映し出されると、銃撃戦、カーアクションなど迫力の映像が画面内で展開。集まった関係者も固唾を呑んでスクリーンに見入っていた。
大型スクリーンで上映された『グランド・セフト・オートIV』のスペシャルムービー |
さらにスペシャルゲストとして、ニューヨークから「グランド・セフト・オートIV」内ラジオ局"BEAT 102.7"に出演しているDJ・Mister Ceeが登場。滞在日数、約1日というハードスケジュールのなか、「このゲームはリアルなニューヨークを伝えるために、ベストを尽くしているということを強調したい。自分が出演しているだけでもリアルさが増していると思う」と語った。
最後に、Rockstar GamesのプレジデントであるSam Houser氏もステージに立ち、「お気づきかと思いますが、このような内容、深さ、凶悪さというものを作り上げるには非常に長い時間、そして情熱が必要でした。このゲームが、ニューヨークのファン同様、日本のファンにも受け入れられることを心から祈っています」と締めくくった。