モバイルリサーチを展開するネットエイジアはこのほど、ビールに関するアンケート調査結果を発表した。同調査は9月26日~9月30日の期間に実施、20歳~49歳のモバイルユーザーを対象としたもので、計363名の回答を集計した。
調査によると、ビールが「好き」と答えた人は全体の35.8%、「やや好き」は19.0%であったのに対し、「好きではない」と答えた人は27.5%、「あまり好きではない」は17.6%という結果となった。男女別の比率で見てみると、男性は「好き」もしくは「やや好き」と答えた人は69.3%だったのに対し、女性は半数以下の41.2%で、男女間の嗜好の違いが明らかとなった。
さらに年代別・男女別にみると、40代男性では「好き」もしくは「やや好き」と答えた人は78.1%、30代男性は72.7%、20代男性56.1%。対して40代女性は42.4%、30代女性は51.6%、20代女性は30.3%となり、20代女性の支持率が40代男性の半数以下であることがわかった。
では、なぜビールが好まれていないだろうか。最も多かった理由は「苦いから」が68.3%、次いで「おいしくないから」が47.0%、「そもそもお酒が苦手」が25.0%となっている。特筆すべきは、20代女性の理由で「苦いから」が87.0%と高数値をマークした点だ。
そのほか、居酒屋などでお酒を飲むと回答した295人に「普段1杯目に注文するお酒の種類は?」と質問したところ、最も多かった答えはやはり「ビール」で、全体の60.7%を占めた。しかしながら男女比を見てみると、男性は75.5%、女性は45.1%という結果となった。さ女性20代では27.1%しか「まずはビール」とならず、代わりに「カクテル」(30.5%)、「チューハイ・サワー」(28.8%)という結果になった。若い女性は、ビールの苦味より口当たりのよいお酒が好みのようだ。