今週の家電"売れ筋"週間ランキングでは、炊飯器の人気機種をチェックしたい。ランキング集計には、売り場面積約5,500坪で都内最大級の品揃えを誇るヤマダ電機 LABI品川大井町店にご協力をいただいた。

10月21日~10月27日家電"売れ筋"週間ランキング - 炊飯器編

順位 メーカー 型番
1位 パナソニック SR-SW103
2位 象印マホービン NP-JC10
3位 象印マホービン NP-HZ10
4位 三菱電機 NJ-TV10
5位 パナソニック SR-HA101
6位 象印マホービン NP-PX10
7位 タイガー魔法瓶 JKH-A100
8位 三洋電機 ECJ-XP1000
9位 タイガー魔法瓶 JKF-R100
10位 三菱電機 NJ-WS10A

今週の"売れ筋"ランキングでは、2008年10月に発売されたパナソニックのスチームIHジャー炊飯器「SR-SW103」が1位となった。前回のランキングでは、象印マホービンが上位を占めていたが、今回はナショナル改めパナソニックブランドとなった炊飯器がそのブランド力を見せている。

パナソニックのスチームIHジャー炊飯器「SR-SW103」

セールスアドバイザー 滝本さん

同店セールスアドバイザーの滝本明さんは「SR-SW103の特徴は、保温時に高温スチームを自動投入することです。これによりごはんの乾燥を抑え、潤いを与えて、保温したごはんのおいしさをアップさせています」と話す。さらに、同製品では、保温中に「スチーム保温」機能を使用すれば、長時間保温したごはんをスチーム再加熱でふっくらとした水分量にするという。店頭実売価格は6万円前後(2009年10月現在)ながら、「玄米などの健康米の栄養成分を保つほか、蒸らし時に高温スチームを投入することで胚芽米などをふっくら炊ける効果もあります」と滝本さんも太鼓判の商品だ。

また、2位にランクインした象印マホービン 真空内釜圧力 IH炊飯ジャー 極め炊き「NP-JC10」は、メニューに合わせて好みの圧力が選べる7段圧力タイプ。「内釜には象印ならではの技術を活かして真空層を設けた真空かまど釜を採用し、蓄熱効果が高いのも好評です」とのこと。なお、現在の売れ筋価格帯は3万円前後となるが、10万円前後となる高級炊飯器も定着しているようだ。