ネットジャパンは30日、Google ChromeをMac OS Xで実行可能にしたパッケージ「CrossOver Chromium」の無償配布を開始した。動作環境はMac OS X 10.4.4以降、Intel製CPUを搭載したMacintoshシリーズが必要。
CrossOver Chromiumは、Google ChromeのWindows用ビルドを、CodeWeavers社が販売するWineベースのWindowsアプリ実行環境「CrossOver Mac」を利用し、単独で実行できるようパッケージ化した製品。CrossOver MacおよびWineの試用版に位置付けられ、使用期間などの制限はないが、新たなアプリケーションのインストールやボトル (Wineを実行する仮想環境) を管理する機能は装備されていない。
今回ネットジャパンが配布したパッケージは、9月15日に公開されたオリジナルとバージョン (0.9 / 7.1.1) は同じ。ただし、日本語リソースの追加によりメニューバーの文字が日本語で表示されるなど、若干の変更が加えられている。