日産自動車、新型の軽自動車4WDタイプSUVである「キックス(KIX)」を10月30日より発売する。価格は140万2,800円から159万1,800円。なお、「キックス」は、三菱自動車工業からのOEM供給モデル。
今回発売される「キックス」は、軽自動車ながら本格クロスカントリータイプの4WDをイメージしたモデルであり、シーンを問わずドライビングの楽しさを満喫できるとしている。
4WD機構は、トランスファーレバーで2WDと4WDを切り替える「イージーセレクト4WD」。最低地上高195mm、大径15インチタイヤ、アプローチアングル38°、デパーチャーアングル46°など、十分なロードクリアランスをもつ。フロントはストラット式、リヤは5リンクコイルスプリング式サスペンションを採用し、乗り心地と操縦安定性を確保。最小回転半径は4.8mとしている。エンジンはインタークーラーターボ付き直列4気筒のみとなる。
エクステリアでは、フロントグリルに日産SUVのデザインを踏襲した縦のラインを採用。ボリューム感のあるカラードバンパー、燃料携行予備タンクをモチーフにした背面スペアタイヤカバーなどを装備する。ボディカラーはミディアムグレー(M)をはじめとする全6色が用意される。
インテリアはブラックモノトーンとし、ブラック地にブルーのポイントをあしらったスポーティなシート地が組み合わせられる。またアイポイントは地上高1399mmと高く、見やすい前方後方視界を確保した。