テクモとレッド・エンタテインメントがタッグを組んで制作したニンテンドーDS専用ソフト『ノスタルジオの風』が、11月6日(木)に発売される。19世紀末「大冒険時代」のもうひとつの地球を舞台にしたRPGで、4人の少年少女が飛空船「マーベリック号」に乗って世界各地を冒険していく内容となっている。価格は5,800円。

『ノスタルジオの風』

制作スタッフは、コンセプトアート・キャラクターデザインに「天外魔境」シリーズの辻野芳輝氏、エネミーデザインに雨宮慶太氏、飛空船デザインには草彅琢仁氏を起用。プロデューサーには、「零」シリーズなどで有名なテクモの菊地啓介氏、ディレクターに『サクラ大戦』の原案・設定を担当したレッド・エンタテインメントの森田直樹氏という豪華な面々が顔を揃えている。

<ストーリー>
大冒険家のギルバート・ブラウンは、秘密組織「古き父の結社」から謎の少女・フィオナを救うため組織に襲われ、行方不明となる。そしてフィオナはギルバートの飛空船・マーベリック号に乗り、1人、大空を漂流することに。
数日後、ギルバートの一人息子であるエディは冒険者となり、父親を捜すことを決意。地中海で発見されたマーベリック号に乗って、エディはロンドンを旅立つ。
冒険の中で、エディは仲間と出会っていく。生き別れた母親の手がかりを探す少年・パッド、結社に復讐を誓う少女・メロディー。
やがて彼らは、フィオナに宿された力と、それを巡る結社の陰謀に巻き込まれていく。

辻野芳輝氏によるイメージボード

戦闘は、遺跡やダンジョンで行われる「キャラクターバトル」と、飛空船同士の戦いが行われる「飛空船バトル」の2つのバトルシステムが用意されている。特に後者のバトルでは、4人のキャラクターがブレード、キャノン、ガン、オーブを担当し、前・左・右方向から来る敵と対峙することになる。また、武装は各都市にある飛空船ドッグでパーツをカスタマイズし、強化することも可能。

「キャラクターバトル」(写真左)と「飛空船バトル」(右)の画面。下画面にはキャラクターのステータスや、攻撃の順番などを表示

飛空船のカスタマイズ画面。様々な武装が用意されている

各都市や遺跡への移動は、飛空船を利用することになる

街の中ではキャラクターを操作して冒険を進める

メインストーリーとはべつに、モンスター討伐、アイテム探しを主としたミッション形式の「クエスト」や、街の人のヒントを頼りに世界に散らばった遺跡探しをする「ワールドトレジャー」など、やりこみ要素も満載となっており、ゲームをクリアした後も楽しめる内容になっているという。

モンスター討伐では、難敵が多数登場

「スキル」と呼ばれる特殊技を駆使して、戦闘を有利に進めていこう

ゲームタイトル ノスタルジオの風
対応機種 ニンテンドーDS
ジャンル RPG
発売予定日 2008年11月6日
価格 5,800円
CEROレーティング A (全年齢対象)
(C)2008 TECMO,LTD / RED