ソニーは、サウンドエンターテインメントプレーヤー「Rolly」にピンクのカラバリを追加し、メモリ容量を2GBに倍増させた新モデルを発表した。さらにBluetooth機能を拡張し、PCや携帯からコントロールできるようにもなっている。発売は11月下旬予定で、ソニースタイル価格は39,800円。
従来のホワイト、ブラックに加えてピンクのカラバリが増えた。ただし、ブラックはソニースタイル限定販売となる。
既存モデルのBluetooth接続では、接続先のコンテンツをRollyで再生することができるのみであったが、今回の機能拡張により多様な使い方が可能になっている。PCや携帯からRolly内に入っている楽曲データにアクセスできるため、聴きたい曲を選んだり、再生中の楽曲のタイトルなどを確認することができるようになった。
さらに、PCや携帯でRollyをコントロールすることが可能。モーション中にボリュームを調整したり、ラジコンのように動かしたり、複数台(最大7台)のRollyで同時に曲再生をしたりといったことができるのだ。この曲再生は、別々のRollyに同じ振り付けをさせることも、別々の振り付けをさせることも自由に選べる。
これらのBluetoothによる操作は、PC、携帯ともに専用のアプリケーションで行う。PC用は本体に添付。携帯用はソニー公式携帯サイトから11月末頃よりダウンロードできるようになる。ただし、対応する端末は現在ではauの2008年秋冬モデルのみとなる。
そのほか、セルフモーションの制限を緩和したり、Motion Editorの使い勝手を改良したりといった改善が行われている。
Rollyのモーションを無料配布している"Rolly"モーションパークでは、アーティストのYUIの新譜「I'll Be」用モーションのダウンロードを開始した。
また、ソニースタイルで購入すると、通常1年間のメーカー保証が3年間にわたって受けられる「3年間保証サービス<ベーシック>」が無償で付属してくる。さらに、落下や水没などによる破損にも無償で修理対応を行う「3年間保証サービス<ワイド>」を有償で選ぶことができる。