「2009 ミス・インターナショナル/ミス・ワールド」の日本代表選出大会が25日、京都・国立京都国際会館で行われた。41名の候補者が、水着・ドレス審査などに挑み、福岡県出身の中山由香さん(18)がミス・インターナショナル日本代表に選ばれ、ミス・ワールド日本代表には、鳥取県出身の佐々木えるざさん(20)さんが選ばれた。中山さんと佐々木さんはそれぞれ、来年秋に行われる世界大会に出場する。【写真特集はこちら

ミス・インターナショナル日本代表に選ばれた中山由香さん

ミス・インターナショナルとミス・ワールドは、毎年行われている世界的なミス・コンテスト。それぞれ40年以上の歴史を誇っており、今年は、両コンテストの日本代表選出大会が合同で行われた。中山さんは福岡県出身のモデル。173cmという高身長と抜群のプロポーションでアピールし、見事、ミス・インターナショナル日本代表の栄冠に輝いた。ミス・ワールドの日本代表に選ばれた佐々木さんは、日本女子体育大学に通う現役大学生。スピーチ審査で世界平和と日本文化への思いを語り、内面性を強調して栄えある代表を獲得した。

発表の瞬間に口に手を当てながら、涙をこぼしながら昨年の日本代表・杉山恭子から王冠を受けた中山さんは「言葉に出ないくらいうれしい! 世界大会では、今まで以上に成長した自分を魅せられるように頑張ります」と喜びを語った。佐々木さんは「世界でドーンと輝いてきます!」と笑顔で世界大会への意気込みを語った。

ミス・ワールド日本代表に選ばれた佐々木さん

自分の名前が呼ばれ、涙を流しながら前へ出る中山さん

水着審査でアピールする中山さん(左)と佐々木さん

大会前は代表を獲得する自信があったという中山さん。「『獲ってやるぞ!』という気持ちが強かったですね。日本代表になることが、家族や友人への恩返しになると思って、頑張りました。最初から最後まで自然な笑顔を出せたので満足です」と大会を振り返った。来年には世界大会が控えているが、「私、お尻が小さいんです(笑)。世界大会で勝ち抜く体型が大事なので、"ボン"ってグラマラスでお尻が大きくなるよう努力していきたいです」とはにかみながら抱負を語っていた。

なお、準ミス・インターナショナル日本代表には、神奈川県出身の大学生・蓑島宏美さん(22)が、準ミス・ワールド日本代表には神奈川県出身のモデル・続木梓さん(23)が選ばれた。

蓑島宏美さん

続木梓さん