カプコンより2009年初頭のリリースが予定されているプレイステーション3およびXbox 360向け新世代スウィングアクション『バイオニック コマンドー』。今回は、主人公を取り巻く魅力的なキャラクターたちを紹介しよう。

■本作の主人公は、ラッドことネイサン・スペンサー
バイオニックプロジェクトのスーパーバイザーである「スーパー・ジョー」ことジョセフ・ギブソンの元で活躍する一流の戦士。本作の主人公で、コードネームは「RAD」(ラッド)。TASC特殊部隊の元隊員。国家への反逆を謀った罪と4件の第1級殺人罪で起訴されたことで不名誉除隊となる。不当な罪に異議を唱えるが、必死の訴えの甲斐も無く有罪となり、死刑判決を言い渡される。今は処刑を待つ身となっている。しかし、ジョセフ・ギブソンの提案により激戦の舞台に再び降り立つのだった……。

主人公 / ネイサン "R.A.D." スペンサー

主人公であるネイサン・スペンサーの指揮官は、
「戦場の狼」「ヒットラーの復活」に登場したスーパー・ジョー!

有罪で囚われているネイサン・スペンサーを今度はスーパー・ジョーが救出!? しかも過酷な戦場へ送り込む! スーパー・ジョーの真意とは? 驚愕のストーリー展開が待ち受ける。

■ジョゼフ・ギブソン Joseph Gibson
帝国騒乱時の重要人物でFSAに所属し、戦争の英雄としてその名を馳せている。過去にはネイサン・スペンサーと共にアルバトロス計画を阻止。現在はTASC(戦略的軍備および安全保障委員会)の長官を務めている。

コマンドーとして活躍していた頃から、かなり年を重ねた感じだ

■「ジョセフ・ギブソン」の経歴
ジョセフ・ギブソン(別称スーパー・ジョー)はMERCsと呼ばれる民間軍事請負団体の一員としてそのキャリアを歩み始めた。彼の指導力と細部に至る注意深さから"スーパーバイザー"のニックネームが付けられ、TASCから一目置かれる存在となった。ギブソンは戦地で活動を繰り広げる隊員としてTASCに仕え、その慎重な情報収集能力をもって頭角を現し、すぐにスパイ活動および破壊工作の分野におけるTASCのトップへと上り詰めた。また、当初よりバイオニックの技術開発においても深く関わっていた。帝国軍が各地のFSA管轄都市に攻撃を仕掛けた際、ギブソンは帝国軍の脅威を調査する任務に着手。しかし任務は思い通りに運ばずギブソンは帝国軍に囚われた。ギブソンの抱える情報は機密性が高く、FSAはそれらの情報が帝国の手に渡ってしまう前に彼を救出する必要があった。ギブソンはネイサン・スペンサーによって救出された後、互いに協力してアルバトロスの阻止に成功。(バイオニックコマンドー : マスターD復活計画より)帝国軍の脅威は終わりを迎えた。のちにTASCへ復帰してから数年後、ギブソンは組織全体の長官へと上り詰めた。

アセンション・シティに爆弾を投下したテロ組織が判明

一般的に「バイオレイン」と呼ばれているバイオニック復活運動組織は世界最大のバイオニック支持派テロ組織であり、莫大な資金を持つと考えられている。バイオレインは帝国軍の生き残りに加え、バイオニック組織を移植されたTASC所属の諜報員らによって構成されている。

本作の事件の発端となったアセンション・シティの爆破行為はFSAにとっては宣戦布告を受けたに等しく、バイオレインにとっては彼らの悪名をより轟かせた出来事となった

■「バイオレイン」の歴史
バイオニック復活運動組織の誕生は、2036年にアレン大統領が発令したバイオニック技術禁止法(別名"バイオニック廃止令")に端を発する。公式声明によれば「バイオニック廃止令により生じた全ての偏見を覆し、バイオニック技術を施された人々の失われた尊厳を回復する」ことを目標として掲げている。しかし、バイオレインに対し大勢を占める見解としては、「彼らがバイオニック廃止令の撤回だけで満足することはなく、かの帝国が欲した独裁体制と酷似した施政を敷くため、FSAを転覆させようと目論んでいる」というものである。バイオレインは、民間や軍を標的にした多数の小規模テロについてもその責任を言及されており、今後更に大きな脅威をもたらす存在となることが危惧されている。

バイオレイン歩兵隊

アセンション・シティを占拠した集団バイオレインはテロ組織として扱われているが、むしろ民兵に近く、軍事部隊に匹敵する恐るべき組織だ。訓練、知識、装備の豊富さにおいては、同じ規模のテロ組織とは比べものにならないほどに卓越している。そして民兵組織の基本部隊といえば、もちろん歩兵である。アセンション・シティに大量破壊兵器"ウィザラー爆弾"を炸裂させた後、バイオレインは集めうる限りの歩兵隊を総動員して街の警護に当たらせている。戦場の特殊な性質に対応するため、兵士たちは全員、放射線防護用のスーツとフェイスマスクを装着し、いつ攻撃を仕掛けられても対応できるだけの装備を身につけている。純粋に火力だけなら機械部隊には明らかに劣るものの、歩兵隊はその弱点を軍隊に絶対不可欠な要素、"数の力"で補っている。


バイオニック技術を持つ新たな登場キャラクター!
謎のテロリスト"シルバー"を初公開

■シルバー Silver
シルバーとして知られるこのテロリストに関する情報はあまり得られていない。しかし、バイオニック支持派テロ組織であるバイオレインと協力関係にあるらしく、銃器の闇取引場を含む世界の数箇所で出没が確認されている。

シルバー (本名不明)

■「シルバー」の経歴
シルバーの経歴およびバイオレインとの繋がりについてはあまり知られていない。バイオレインの幹部とみられるこの人物に関する報告や確かな目撃情報は、ほんの僅かしか存在いない。諜報機関は、シルバーがバイオレインの名の下にバイオニック支持団体を結集させるなど、バイオレインの使節のような役割を果たしていると想定している。
現在、ここ数ヶ月、シルバーが銃器の闇取引場を含む世界の数箇所で出没していることが確認されている。

■ジェイン・マグダレン Mag
バイオニック技術によって脚を強化された第2期の"バイオニックコマンドー"。その脚のおかげで彼女は驚異的なスピードで移動することが可能。彼女はバイオニック廃止令が発動された当初、FSAからの脱出に成功しており、現在はバイオニック支持派テロ組織であるバイオレインに加担しているとみられる。

ジェイン・マグダレン

■「ジェイン・マグダレン」の経歴
ジェイン・マグダレンはFSAに仕えている間に地雷の爆発によって両足を失った。その後TASC研究開発課で新たに開発されたバイオニック技術の実験体になるオファーを受け、バイオニック・レッグが装着される。その結果、驚異的な速さで走ったり、相当の距離をジャンプできる能力を手に入れた。ネイサン・スペンサーから戦闘訓練を施され、二人で協力して遂行した任務も幾つかあるが、その中には結果的に不名誉な任務としてみなされた作戦も含まれる。マグダレンは向こう見ずな性格で知られており、バイオニック・レッグを酷使していた。そのためか彼女のバイオニック移植組織は特殊部隊の誰よりも速く磨耗し、かなりの頻度で改良やメンテナンスを必要とした。
バイオニック廃止令の強制施行に伴い、バイオニックを失いたくないマグダレンはそれまでの地位とキャリアを擲ち、地下へと姿をくらませた。
ゲームタイトル BIONIC COMMANDO (バイオニック コマンドー)
対応機種 プレイステーション 3
Xbox 360
PC
ジャンル 新世代スウィングアクション
発売予定日 2009年初頭 (PCは発売日未定)
価格 未定
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※画面は全て開発中のものです。