メルセデス・ベンツ日本は24日、SUV(スポーツ ユーティリティ ビークル)の「メルセデス・ベンツ Mクラス」を大幅に改良し、発売を開始した。価格は756万円から1490万円。
今回の改良では、外観デザインの見直しおよび、パドルシフト付4スポークステアリングホイールの採用、センターコンソールにはHDDナビゲーション、地上デジタル放送(12セグ)対応テレビ、音楽CDを録音するミュージックレジスターなどをを統合した「COMANDシステム」を搭載し、利便性と機能性を向上させた。さらに、キーを携帯しているだけで、リモコン操作をすることなくドアの開錠・施錠などが可能な「キーレスゴー」を装備した(一部オプション)。
安全面では、ABSとトラクションコントロールを統合した「ESP」、危険な状況を察知するとただちに乗員保護の措置をとる「PRE-SAFE(プレセーフ)」、9つのエアバッグ、ベルトフォースリミッター付シートベルトテンショナー、衝突の際に乗員の頭部が後方へ反り返るのを防ぐ「NECK PROアクティブヘッドレスト」、緊急ブレーキ時にブレーキライトが点滅する「アダプティブブレーキライト」などを装備する。
またMクラスのトップモデルである「ML 63 AMG」は、フロント部デザインを見直したほか、21インチ5ツインスポークアルミ ホイールを採用した。