富士通は、ビジネス向けとして、デスクトップPC「FMV-ESPRIMO」、ノートPC「FMV-LIFEBOOK」、ピュアタブレットPC「FMV-STYLISTIC」のラインナップを一新した。全9シリーズ44モデルとなり、23日より発売している。
デスクトップPC「FMV-ESPRIMO」
1シリーズ26モデルをラインナップする「FMV-ESPRIMO」では、国際エナジースター規格に対応した製品を8機種から11機種にアップ。なかでも、「FMV-D5170」は2005年モデルと比較して、省電力CPUや2.5インチHDDの採用により消費電力を70%削減している。
そのほか、全モデルで待機電力をゼロにするメインスイッチや、PCの電源をオフにするとモニタへの電源供給も止まる「電源連動型サービスコンセント」を搭載する。
ノートPC「FMV-LIFEBOOK」&ピュアタブレット「FMV-STYLISTIC」
ノートPCの「FMV-LIFEBOOK」は7シリーズ17モデル、ピュアタブレットの「FMV-STYLISTIC」は1シリーズ1モデルをラインナップ。そのうち14モデルが国際エナジースター規格に対応している。
そのほか、充電を80%に抑える機能「バッテリーユーティリティ」を全モデルに装備。バッテリ寿命を約1.5倍にすることが可能になっている。
特筆すべきは、5.6型液晶を搭載したウルトラモバイル「FMV-U8270」。約555gという軽量さと約11.6時間のバッテリ駆動時間を実現している。
液晶モニタ「LVシリーズ」
対人センサーを搭載した液晶モニタも登場。このセンサーは、モニタの上部に搭載されており、PCの前に人がいなくなると自動的にPCをパスワードロックさせ、モニタの電源をオフにする。省電力化とセキュリティに役立つ機能なのだ。
省電力化されたデスクトップPCと組み合わせることで、よりエコロジーに配慮したシステムを構築することができる。