バンダイは、新感覚のデジタルトイ『ツッツキバコ』を発表した。「本当に触っている」気すらしてしまう、"触覚の錯覚"とも言うべき不思議な感覚が楽しめるアイテムで、発売は11月15日を予定している。価格は3,990円。
『ツッツキバコ』(全3色)。写真左はアカ、右上がミドリ、右下はクロ |
『ツッツキバコ』は本体横のツッツキ穴(指挿入部)から指を入れると、液晶画面上に指があらわれる。中で指を動かすと実際に触っているかのように画面上のパンダやアメーバなど、様々なキャラクター達をつっついて遊ぶことができるというデジタルトイ。メニュー画面での操作もツッツキ穴に指を入れ、画面右側の「+」ボタンを押すと左側のメニューが下方向にスクロール。ステージや各種設定画面では指でつっついて左側に押しこむと選択され、決定はツッツキ穴から指を抜くことで完了する。
メニューの画面での操作 |
遊べるステージは、「AMEBA STAGE」「FACE STAGE」「PANDA STAGE」「SEA STAGE」「FIGURE STAGE」の5種類。ツッツキ穴に指を入れて、「押しつぶす」「つっつく」「さわる」「引きずる」「はじく」という5つの指の動かし方で、キャラクターをつっついてリアクションを楽しめる。
5つの指の動かし方 |
画面上で様々なリアクションが起こる |
また、それぞれのステージに登場するキャラクターはつっつき方によって、どんなリアクションをするのかにも注目。中には「シークレットアクション」と呼ばれる隠しアクションも存在するため、同社では「宝探しのように様々なアクションを探し出すのも楽しさのひとつ」だとしている。
待機画面では各ステージの画面を順番に表示したり、本体正面の切り替えボタンを2回押すことで時計表示画面に切り替えられる。設定した時間に電子音を鳴らすこともできるので、アラームとしての使用も可能。その際の電子音は、ツッツキ穴に指を入れて止めることができる。
本体サイズは75(H)×82(W)×54(D)mmで、重量は約156g(電池含む)。駆動は単4電池×3本(別売)。販売ルートは雑貨店、百貨店、量販店の玩具売場や玩具専門店などが予定されている。
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