シマノは、普及価格帯ながら穂先と穂持ちにパワーを持たせ、やや硬めで張りのある本調子寄りに仕上げた本格派というヘラブナ釣り用竿「刀春(とうしゅん)」を、10月下旬に発売する。同製品は、カーボン製の継ぎ竿で、全長8尺(2.4m)から21尺(6.3m)までの13モデルが用意されている。
「入門用シリーズとは一線を画す完成度の高い調子です。段塗りに茜小紋研ぎ出し仕上げを施すなど、見栄えにもこだわりました」(同社広報)。茜小紋研ぎ出し仕上は、光線の当たり具合で小紋が浮かび上がる美しい仕上げとのこと。
13モデルの竿と同時に、同じ仕上げの竿掛と玉ノ柄も発売されるので、統一されたデザインで一式を揃えることも可能。価格は、竿が1万2,300円から3万1,100円(税別)、竿掛が1万5,300円(税別)、玉ノ柄が9,800円(税別)となっている。