本田技研工業は21日、ロー&ロングの車体に水冷・V型2気筒エンジンを搭載した400ccのクルーザーモデル「シャドウ<400>」を「シャドウ クラシック<400>」としてフルモデルチェンジし、新型モデル「シャドウ カスタム<400>」を追加すると発表した。発売は11月7日。価格は、シャドウ クラシック<400>が78万7,500円、シャドウ クラシック<400>のツートーンカラーが81万9,000円、シャドウ カスタム<400>が76万6,500円、シャドウ カスタム<400>のツートーンカラーが79万8,000円。

シャドウ クラシック<400> (ボニーブルー×シャスタホワイト)

シャドウ カスタム<400> (キャンディータヒチアンブルー×ロスホワイト)

「シャドウ<400>」シリーズは、重厚感とクラシカルなスタイリングが特徴のクルーザーモデル。今回発売される「シャドウ クラシック<400>」と「シャドウ カスタム<400>」は、新設計の水冷・4ストロークOHC V型2気筒エンジンに、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を採用することで、中低速域の出力特性を向上。乗り心地を向上させるとともに、燃費を従来モデルに比べて約11%向上(60km/h定地走行テスト値)させている。さらにマフラーには触媒装置を内蔵して、平成19年国内二輪車排出ガス規制に適合。マフラーはデュアルマフラーを採用する。また新たにシャフトドライブを採用し、メンテナンス性を向上した。

「シャドウ クラシック<400>」は、ライディングポジションの自由度を高めるため、ハンドル形状とステップボードの位置を大幅に見直した。さらにフロントディスクブレーキの位置を車体右側に変更することで、車体全体における重量配分の最適化を図ったという。

新型モデル「シャドウ カスタム<400>」は、21インチのフロントホイールと前後のショートフェンダーを採用し、車体全体にトライアングルをイメージしたフォルムを実現したという。

「シャドウ クラシック<400>」の主な仕様は、全長2,510mm×全幅920mm×全高1,125mm、ホイールベース1,640mm、シート高660mm、車両重量255kg、水冷・4ストローク OHC V型2気筒エンジン、総排気量398cm3(ボアφ64.0×ストローク62.0mm)、最高出力23kW(31ps)/7,000rpm、最大トルク33N・m(3.4kg・m)/3,500rpm、セルフ式スターター、タンク容量14L、タイヤサイズ 前120/90-17M/C 64S、後160/80-15M/C 74S、燃費40.0km/L(60km/h定地走行テスト値)。

「シャドウ カスタム<400>」の主な仕様は、全長2,445mm×全幅835mm×全高1,130mm、ホイールベース1,655mm、シート高650mm、車両重量244kg、タイヤサイズ 前90/90-21M/C 54S。そのほか、主な仕様は「シャドウ クラシック<400>」と同様。

シャドウ クラシック<400> (パールサンビームホワイト×デジタルシルバーメタリック)

シャドウ クラシック<400> (グラファイトブラック×ヘビーグレーメタリック)

シャドウ クラシック<400> (デジタルシルバーメタリック)

シャドウ カスタム<400> (キャンディールビジウムレッド×グラファイトブラック)

シャドウ カスタム<400> (パールサンビームホワイト)