自由に楽譜を描くように音楽制作が可能な「MUSIC PRO for Windows V5」

ミュージカル・プランは音楽制作ソフト「MUSIC PRO for Windows V5」を11月15日に発売する。標準価格は1万9,740円。またパッケージ版に付属する各種プラグイン別売のダウンロード販売も予定されておりこちらは1万290円。

同製品は紙の五線譜に手書きで音符や休符を書き込むかのように、画面上に表示した五線譜へ自由に音符や休符といった音楽記号を入力することで楽譜を作成、演奏、そして印刷できる音楽制作ソフト。長い歴史を持つソフトであり、Windowsの旧バージョンはもちろんPC-9800やFM-TOWNS版で制作した楽譜データも読み込み編集が可能。最大40パートまでのフルスコアに対応し、MIDIキーボードからの入力により、楽譜を作成することも可能だ。新バージョンとなるこのV5では五線レイアウトの自由度もアップ。8層のレイヤー機能に対応することで複数のメロディでも入力・編集が行いやすくなったという。

また新たに歌詞の行入力に対応、プラグインである「歌じまん」、「歌じまん2<ワンダーホルン>」を使うことで、メロディに合わせてパソコンを男女の音声合成機能で歌わせることもできる。ほかにもQRコード付きの楽譜を印刷し携帯電話で読み取り演奏させる楽譜の作成が可能となるなど、多くの新機能を搭載している。

動作環境はWindows Vista/XP SP2。パッケージ版には音声合成プラグインである「歌じまん」、「歌じまん2<ワンダーホルン>」および作成した楽譜からMusicXMLファイルを作成するためのプラグイン「MusicXMLツール」が同梱される。ダウンロード版にはこの3プラグインはバンドルされず、各プラグインとも1,575円で単体販売される。