IHG・ANAホテルズグループジャパンは16日、同社が運営する沖縄の2ホテル「万座ビーチホテル&リゾート」および「石垣全日空ホテル&リゾート」を、ANAホテルとインターコンチネンタルの共同ブランドホテルとして、2009年4月1日よりそれぞれリニューアルオープンすると発表した。

これに伴い、ホテル名称も「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」と「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」へ変更する。

現在の「万座ビーチホテル&リゾート」外観

同社は今回のリニューアルに当たり、両ホテルの全客室を改装する。万座ビーチリゾートではロビーなどの施設やコンシェルジェサービスを一新するほか、石垣リゾートでは2010年に最高級タイプの別館を新築。利用者の滞在スタイルに合わせて、最高級タイプからファミリータイプまでルームカテゴリーを幅広く充実させる。

沖縄でのリゾート体験を利用者に提供

同社によると、2007年の沖縄県の観光客は568万人(沖縄県平成19年度入域観光客統計概況)に上り、友人や家族との旅行やリゾートウェディングといった、幅広いニーズを満たす観光地として高い人気が定着しているほか、リピーターが多い地域だという。また、沖縄県では外国人観光客の100万人誘致を目標に掲げており、今後は外国人観光客の伸びも期待されるとしている。

同社は両ホテルにおいて、リゾート地としての沖縄のホスピタリティに、インターコンチネンタルのリゾートホテルの運営ノウハウを加え、今までにないリゾート体験を利用者に提供するとしている。