韓国LG電子から、優れた時間管理機能を持つ「Franklin Planner」携帯電話が登場した。
Franklin Plannerは「世界で3,000万人以上のユーザーを利用する」(LG電子)時間管理ツールだ。『7つの習慣』などの著者として有名なスティーブン・R・コヴィー博士の理論に基づいて作られたシステム手帳で、単にスケジュールを管理したりメモをとったりするだけでなく、自分の目標までを管理できる。人がスケジュールに支配されることのない、人間の行動を中心にした、柔軟性に富んだ時間管理方法は、ビジネスマンをはじめとした多くの人に利用されている。
LG電子ではLG-SU100について「ユーザーたちのライフスタイルに対する徹底した分析を通じて開発された、既存の携帯電話とは差別化された携帯電話」と評価している。
そんなFranklin Planner機能が搭載されたLG-SU100には、3インチのWQVGAタッチスクリーンが搭載されており、指で触れて操作することが可能となっている。このスクリーンにはAMO LEDが採用されているので、鮮明かつ豊かな色表現による高画質が実現されている。ちなみにAMO LEDを適用した3インチタッチスクリーン携帯というのは、韓国では初めての登場となる。
こうした端末で、時間管理のための目標設定や、重要度、緊急度設定など、Franklin Plannerの機能をそのまま利用できるようになっているのが特徴だ。
また待ち受け画面には、特定機能へ直結する「Hot Key」が配置されているので、Franklin Planner機能を素早く起動できる。またユーザーの好みに合わせて、字体や文字の大きさを変えることも可能だ。
さらにPCシンク機能も併せ持っており、携帯電話とPCの双方でスケジュールをシンクさせながらの時間管理が可能となっている。単に携帯電話でスケジュール管理ができ、PCと連動できるというのであれば、既存の携帯電話でもある程度可能だったが、これがFranklin Plannerという点が、最大の付加価値になっていると言える。
その他の機能としては300万画素のカメラ、ビジネス電子辞書、Bluetooth、衛星DMB(日本でいうモバイル放送)のほか、Webビューアやメールチェックソフトなどが搭載されている。グローバルローミングも可能であるため、とくにビジネスマンに重宝しそうな端末だ。また薄さは12.9mmと、大変スリムである点も特徴。
同端末が対応する携帯電話事業者はSK Telecomで、2008年内に販売される予定だ。