保険比較サイトのインズウェブは15日、自動車の節約についてのアンケート調査の結果を発表した。ガソリンや食料品などの価格が上昇する中、家計費に占める自動車関連予算の動向を知ろうというもの。調査は8月に同サイト会員を対象にインターネットによって実施され、9,223人から回答を得た。
「自動車にかかわることで何か節約をしていますか?」との質問に「はい」と答えたのは全体の84%で、家計の圧迫感を反映した高い比率となった。
次に「節約方法で、どれが効果が出た、または出ると思いますか?」と具体的な節約方法を尋ねたところ、1位は「エコドライブを心がける」(66%)。"急"の付く運転を避けるなどのガソリン節約法が浸透していることを示した。
2位は「車での外出を減らす」(56%)で、ガソリンの高騰が外出を手控えさせている現状を浮き彫りにした。3位には「自動車保険料を見直す」(55%)が挙がった。安いガソリンスタンドを利用するなど「ガソリン代を節約する」との回答も43%と比較的多数に上った。
「自動車にかかわる節約方法でどれが効果が出た、または出ると思いますか?」保険の窓口インズウェブ調べ |
「その他」の意見としては軽自動車やハイブリッドカーを含む燃費の良い車に乗り換える・買い換えるとの声があり、買った後のコストを考慮して車を選ぶユーザーの存在を示した。中には「車をやめてオートバイにした」という意見もあったとのこと。このほか「2台あった自動車を1台にした」「クーラーを使わない」「高速道路の利用を控える」といった意見も見られ、いかに車にお金を掛けないようにするかに頭を悩ませるユーザーの姿を浮き彫りにした。