フォルクスワーゲン グループ ジャパンは16日、同社の主力モデルである「ゴルフ GTI」の特別仕様車「ゴルフ GTI ピレリ(Pirelli)」を10月31日より発売すると発表した。販売台数は限定1,000台。価格は405万円(特別塗装色サンフラワーは419万円)。なお、11月1日より3日まで発売フェアが実施される。
「ゴルフ GTI ピレリ」は1983年に初代ゴルフGTIの限定生産モデルで(日本へは未導入)、専用にチューンされたエンジンやピレリの「ロングP」のロゴをあしらった専用のアルミホイールなどを採用し、世界限定10,500台で発売された。今回のモデルは25年ぶりの復活となる。
今回発売される「ゴルフ GTI ピレリ」は、ゴルフ GTIをベースに様々な特別装備を施したモデル。専用のスポイラー類やピレリのロゴ入り18インチアルミホイール、P-Zeroタイヤのパターンを模したシートなどを採用している。タイヤは225/40R18サイズのP-Zeroを装備する。
エンジンはゴルフGTIと同じ排気量2L(リッター)の直噴ターボながら、ノーマルを30PS上回る230PS(169kW)の最高出力を発揮。フォルクスワーゲンが製造する4気筒エンジンで過去最高の出力となる。トランスミッションは6速DSGが組み合わせられる。ステアリング位置は右ハンドルのみ。
ボディーカラーは2色。ブラックマジック パールエフェクトが830台、特別塗装色のサンフラワーが170台用意される。