アサヒビールは23日、同社のウイスキーブランド「ハイランドパーク」の最高級品として、シングルモルトウイスキー「ハイランドパーク40年」を発売する。世界で1,000本の数量限定販売で、日本への入荷数は350本を予定。価格はオープンで、市場予想価格は20万円(税別)前後の見込み。

右から「ハイランドパーク40年」ボトル、木箱、付属のブランドガイダンスブック

「ハイランドパーク40年」は豊かな赤褐色を帯びた琥珀色をしており、ダークフルーツやダークチョコレートのような香りと、40年の長期熟成による深い味わいが特徴だという。同社によると、「ハイランドパーク」ブランドを製造するハイランドパーク蒸留所は、英・スコットランド本土の北にあるオークニー諸島に位置しており、同諸島の特徴である強い潮風が、蒸留所のシングルモルトに深い風味を与えているという。さらに、同蒸留所があるメインランド島でしか採掘できないビートが、モルツに独特な個性をもたらしているとのこと。

容器デザインは、ボトル正面に「ハイランドパーク」の銀色のロゴを彫りこみ、重量感のあるデキャンタを連想させるベルボトム風の高級感のあるものに仕上げた。なお、同商品は深い色合いのオーク製木箱入りで、皮製のブランドガイダンスブックが付属する。