ヤフーは15日、同社が運営するiモード、EZweb向け「モバイル版Yahoo! JAPAN」の「Yahoo!検索」をリニューアルした。ダイレクト・ディスプレイを用いた検索機能を追加したほか、従来のテキストベース検索機能から、テンプレート技術を使用して検索結果を見やすく表示するなど、デザインを大幅に変更した。

ダイレクト・ディスプレイとは、モバイル検索独自のアルゴリズムによって、検索結果を直接画面上に表示する技術。たとえば、「六本木 ミッドタウン」と検索した場合は、画面上部に地図を表示し、「レシピ 酢豚」と検索した場合は、酢豚の画像と作り方を表示する。

リニューアル前に「六本木 地図」で検索

リニューアル後の検索結果。画面上部に地図が表示される

今回Yahoo!検索導入した、ダイレクト・ディスプレイでは、画像やニュース、地図・天気・台風などの地域情報、駅名・路線などの交通情報、占い・レシピなどのエンターテインメント情報の直接表示に対応。今後も検索結果の最適化を行いながら対象範囲を拡大していくという。なお、同検索機能のYahoo!ケータイ版については、昨年10月に導入済み。

また、検索機能の強化に加えて、ケータイサイト(公式サイト・一般サイト)、PCサイト、Yahoo!知恵袋(Q&A)の検索結果をカテゴリごとに表示するほか、カテゴリごとのジャンプ機能も実装。ジャンプ機能により、画面をスクロールせずに、知りたい情報にたどり着くことが可能となった。このほか、ブログ、画像、オークション、ショッピングなど、Yahoo! JAPANの人気サービスへの引継ぎ検索機能も設置した。