日本ヒューレット・パッカードと日本AMDは15日、エコ活動で協業し、共同エコプロジェクト「HP+AMDエコプロジェクト」を開始すると発表した。

HP+AMDエコプロジェクトでは、省電力性能に優れたAMDプロセッサを搭載し、全モデルで国際エネルギースタープログラムに適合した法人向けデスクトップパソコン「HP Compaq Business Desktop dc5850SF/CT」に両社が共同開発した「HP+AMDオリジナルウィジェット」をプリインストールした「HP Compaq Business Desktop dc5850SF/CT グリーンモデル」を販売する。同社直販サイト「HP Directplus」での価格は5万4,600円から。11月上旬より販売が開始される。

HP Compaq Business Desktop dc5850SF/CT グリーンモデルが1台購入されるごとに1本のマングローブがフィリピンに植樹されるほか、HP+AMDオリジナルウィジェットがインターネット経由でPCの利用時間から消費電力を算出してCO2の排出量に換算し、そのCO2の吸収に必要なマングローブの本数を割り出して追加植樹を行う。また、HP+AMDオリジナルウィジェットでは、すべてのHP Compaq Business Desktop dc5850SF/CT グリーンモデルユーザーの前日の合計消費電力が何本のマングローブの植樹に相当したかなどの情報を確認できるようになっている。

なお、マングローブ植樹活動はNGO「イカオ・アコ」によって行われ、植樹活動期間は2008年11月より3年間となっている。