ホテル予約サイト「Hotels.com」は9日、アジア地域で初のローカル言語対応となる日本語版サイト「Hotels.com Japan」をオープンしたと発表した。
Hotels.comは、米国を拠点に、世界の主要都市をカバーする約8万軒のホテルを掲載したホテル予約専門サイト。これまですでにヨーロッパを中心に世界24言語、34カ国にサービス提供を展開しており、今回アジア地域初のローカル対応として、日本語版が開設された。
新たに開設されたHotels.com Japanでは、単なるサイトの日本語化だけでなく、日本独自のインタフェースを採用。日本円での決算をはじめ、無休の日本語コールセンターでサポートをするなど、日本人旅行者向けのホテル予約サービスを総合的に展開していく。また、将来的には他の言語サイトと同様に、日本語によるホテルのユーザーレビューの書き込みや閲覧など、さらなる機能の充実も予定している。
日本語版開設にあたり、Hotels.comのアジア・太平洋地区マネージングディレクターのヨハン・スバンストローム氏は、「当社にとって、アジア・太平洋地区でのサービスを強化していく上で、重要な一歩だと認識している。日本は世界でも第2位を誇る旅行大国であり、インターネットの普及率も高い。今後オンラインホテル予約が伸びる可能性が非常に大きいと考えている」とコメントしている。