認識率が向上しただけでなく、初心者ユーザーにも優しくガイドする認識ガイドも搭載した「スコアメーカーFX3 Pro」

河合楽器製作所は楽譜認識&作成ソフト「スコアメーカーFX3」シリーズである「スコアメーカーFX3 Pro」、「スコアメーカーFX3」、「スコアメーカーFX3 Lite」の3製品を10月29日に発売する。

同シリーズはスキャナで読み込んだ楽譜を編集、印刷、演奏できる楽譜認識&作成ソフト。最新バージョンとなる同製品は、楽譜の常識をベースとして、誤認識を排除する独自の新推定処理を導入。これにより大幅に楽譜認識率が向上したという。また認識ガイドを新たに搭載し、スキャンした楽譜の認識結果が思わしくないケースでも、どう操作すればよいかを対話形式でガイドする。そのほかに基準ピッチの変更、縦書きテキストの入力、より幅広い記譜法への対応など、ユーザーから要望が高かったさまざまな機能が追加されている。

スコアメーカーFX3 Proは最大256パートまでの認識および作成に対応。新たにタブ譜入力に便利なタブ譜入力パレットを搭載し、コードダイアグラム表示にも対応した。標準価格は6万3,000円。スコアメーカーFX3は同シリーズ最大の特徴である楽譜認識機能を搭載、最大パート数は16パートとなる。標準価格は3万9,900円。スコアメーカーFX3 Liteは楽譜作成機能に特化したバージョンで、楽譜認識機能は非搭載となる。標準価格は1万5,750円。動作環境は3製品とも共通でWindows Vista/XP/2000。