10月11日公開の映画『American Teen/アメリカン・ティーン』のイベントが8日、都内で行われ、元モーニング娘。の加護亜依が出席。自身の10代を振り返るトークを繰り広げ、会場を沸かせた。
映画『American Teen/アメリカン・ティーン』のイベントに出席した加護亜依 |
イベントに出席した加護は「凄く刺激的な映画でした。出演している5人の中で、私はハンナちゃん(はみ出し者の女の子)に似ていて、自分を重ねて観ることができましたね。居場所がない子たちが色んな経験をして新しいステージに向って何かを探していくことは、私もあったし、アメリカという大きな国でもティーンの子たちが考えることは日本と同じだな~って驚きました。その中でもハンナちゃんには、日本人の女の子たちも共感すると思います」と語りながら「10代の方が観ても大人の方が観ても必ず共感するものがあると思います」と映画のPRも忘れなかった。
また、20歳になったばかりの加護に10代のことを聞かれると「10代にやっといて良かったのは失敗。タバコとか? ハイ(笑)。私が代表してダメだよって言えるから、そういった意味ではやっておいて良かったです。理想とは程遠かったですけど(笑)、悔いはないですね」と言いながらも「もっと勉強しておけば良かったかな(笑)」と本音を語っていた。気になる今後については「映像に凄く興味がるので、将来的には色んなことに挑戦していきたいですね。歌を出す予定はあります。ユニットじゃなくてソロ。そろそろ(笑)」と衝撃発言も飛び出した。
映画の公開を記念し、若者の生きている姿をテーマにした“ジャパニーズ・ティーン”ムービーコンテストを開催。最優秀作品に高尾ひとみさんと橋口恭子さんの作品が選ばれ、同イベントで加護から花束とキャップが贈呈された |
「20代は色んなことにチャレンジしていっぱい学んでいきたいです」と前向きな加護 |
同作は、アメリカ・インディアナ州の地方都市ワルシャワにあるコミニティ高校が映画の舞台。そこに通う性格もタイプ異なる5人の高校3年生を主人公に、学生生活最後の1年を描く。恋愛、進路、友達、親など10代ならではの悩みを抱えながらも、自分たちの未来を切り開こうとする5人の視点から、いまを生きるアメリカの10代のリアルな姿を捉えたドキュメンタリー作品だ。監督は『くたばれ!ハリウッド』などのナネット・バースタイン。同作品はサンダンス映画祭のドキュメンタリー部門で最優秀監督賞を受賞した。
『American Teen/アメリカン・ティーン』は、10月11日より新宿バルト9ほかで全国ロードショー。