ヤマハは8日、プリメインアンプ「A-S700」、CDプレーヤー「CD-S700」を発表した。発売は11月中旬で、価格はA-S700が7万3,500円、CD-S700が6万900円。
両製品は、去年12月に発売されたプリメインアンプ「A-S2000」、SA-CD/CDプレーヤー「CD-S2000」のデザインを受け継いだ中級HiFiコンポーネントで、5月に発売されたプリメインアンプ「A-S1000」、CDプレーヤー「CD-S1000」に続くモデル。
A-S700は、出力段にパラレルプッシュプル構成を採用。基板レイアウトは、左右対称に配置することで、チャンネルセパレーションを向上。正確な音場再現を可能にした。ほかにも、左右独立アルミ押し出し材ヒートシンクや、センター補強バー、アートベースなどを組み合わせたシャーシ設計により、音質を追求したという。RCA入出力端子は金メッキ端子を採用。定格出力はA-S2000と同じく90W×2(8Ω)。
CD-S700は、バーブラウン社の高精度DACを採用したCD専用プレーヤー。上位機種のテイストを引き継ぎ薄型CDトレイやディスプレイを中央に配置している。フロントパネル左側には、USBメモリーやUSB携帯音楽プレーヤーなどを接続できる前面USB端子を装備しており、内蔵のD/Aコンバーターで、MP3またはWMAのデジタル音楽データの再生ができる。