アッカ・ワイヤレスは7日、同社が横浜で展開している無線LANパイロットサービス「skeletown(スケルタウン)」を、トリプレットゲートが運営する「WirelessGate(ワイヤレスゲート)」のユーザーへ解放し、利用者動向の検証などを行うことを発表した。これにより、ユーザーはWirelessGateのID・パスワードでskeletownへの接続が可能となる。
WirelessGateは、BBモバイルポイントやlivedoor Wirelessなど複数の無線LAN事業者と提携することにより、全国6,000カ所以上のアクセスポイントを1つのIDで利用可能としたサービス。今回新たにskeletownのアクセスポイントがここに加わった形となる。
skeletownは、アッカ・ワイヤレスが横浜の桜木町から石川町エリアを中心に展開している無線LANサービスで、10月末まではパイロットサービスとして運営する。通常のインターネット接続に加え、アクセスポイント単位で配信する情報を変えることができるプラットフォームを持つという特徴がある。ユーザーは現在位置と連動したコンテンツを手軽に取得することができ、これを活かした位置情報サービスが提供されている。
同社は、今後も既存の無線LAN事業者と連携することで無線LAN利用エリアの拡大や利便性向上を図ると共に、無線LAN市場の拡大に向けて取り組むとしている。