ヤマハのブースでは、初音ミクや鏡音リン・レンといったキャラクターのポスターが貼られ、「あれ?ここヤマハブースだよね?」と疑ってしまったほど。そこで解説員の方にお伺いしたところ、「新たにY2プロジェクトとして、ヤマハで培ってきた音・音楽に関する技術を通じてインターネットサービスへの貢献を考えるプロジェクトです。
ネットサービスをお考えの方にヤマハの技術をご利用いただき、共に音を利用した新しいネットソリューションを創造していきたいと考えています」とのこと。その一環として展示されていたのが、「Auto Vocoder Box」と「NetVOCALOID」だ。特に画期的なアイデアだと感じたのが、「NetVOCALOID」。「初音ミク」「がくっぽいど」等のヒットでお馴染みの「VOCALOID」のエンジンを、サーバー上で実行することによってネットワークに接続された機器で歌声合成が楽しめるサービスなのだ。これにより、誰でも手軽に「VOCALOID」を楽しめるようになるという。音楽のヤマハらしいインターネットへのアプローチとして評価したい。
参考 Web 「Y2 PROJECT」http://www.y2lab.com/index.html