近代的サウンドトラック/エレクトロ系音源「EVOLVE」 |
クリプトン・フューチャー・メディアは米HEAVYOCITYのソフトウェア音源「EVOLVE」を発売した。価格はオープンで、同社オンラインストアの販売価格は4万8,300円。
次世代型シネマティック総合音源と銘打たれた同製品は、TVやゲームのミュージック・クリエイターたちによって生み出されたという近代的なサウンドトラック/エレクトロ系総合音源。約600種類にも及ぶビートスライス・ループや音階を持つリズム・フレーズなどシーケンス&アルペジエイト・インストゥルメントの「リズミック・スイート」や、さまざまな場所で収録された近代的なパーカッション系メニューとキットが30種類以上用意される「パーカッシブ・キット」、未知なる金属音や不思議な物音などインパクトを高めるサウンドの「スティングス&トラジション」、有機的なシンセベースやボイスなどを収録する「トナリティ&FX」という4つのメイン・インストゥルメント・カテゴリが用意される。またフィルタを始めとしたエフェクトも搭載され、サウンドトラックの製作も可能だ。
インタフェースにはNative Instrumentsの「KONAKT PLAYER 2」を採用。サウンドに合わせて3つのサンプラー・モードを切り替え可能だ。ほかにもDFD(Direct Form Disk)機能によりパソコンに搭載したメモリ容量以上の大容量サウンドをHDDストリーミング再生することが可能となっている。
動作環境はWindows Vista/XPおよびMac OS X 10.4以降(10.5対応)。スタンドアロンに加えWindowsではVST2.4/DXi2.0/RTAS、MacではVST/AudioUnits/RTASといったプラグイン形式に対応している。