鉄道博物館(埼玉・大宮)は8日から、「鉄道博物館開館1周年記念イベント」を開催する。

まず注目すべきは、「御料車を近くから見よう! ~鉄道記念物7号、9号、10号、12号御料車庫見学会~」といえよう。普段はガラス越しにしか見られない御料車が今回、人数限定で御料車庫内の通路から見学可能とのこと。さらには、「クモハ101形式電車運転台でのマスコン操作とブレーキ操作」、「キハ11形式気動車運転台でのエンジン回転操作とブレーキ操作の体験」もできる。すべて料金無料(ただし、鉄道博物館の入館料が必要)。受付は先着順となり、定員になり次第締め切る。公開期間は御料車庫とクモハ101形式電車が8日~26日。キハ11形式気動車は14日のみ。詳しくはこちら

10号御料車の車庫を公開(写真提供: 鉄道博物館)

25日の16:00~17:15は「鉄道・旅・ロマン」と題したスペシャルトークショーを開催する。同博物館のステンドグラス『過ぎゆくもの』の作者山本容子氏と、ステンドグラスに添えるエッセイを書き下ろした現代作家10名のうち浅田次郎氏、嵐山光三郎氏を迎える。入場にははがきによる事前申し込みが必要。詳細はこちら。なお、11日~24日まで、同館2階スペシャルギャラリーにて山本容子氏の作品展を開催する。料金無料(ただし、鉄道博物館の入館料が必要)。

8日~14日は「Suicaで遊ぼう鉄道博物館’08秋」と題して「Suica」に関する企画展を開催する。メインエントランスに高さ、直径共に約2.5mの巨大なペンギンオブジェを設置するほか、歴代の「Suica」関連グッズやオリジナル「Suicaカード」を集めた特別展示、「Suica」の作者であるさかざきちはる氏の原画を展示する。料金は無料(ただし、鉄道博物館の入館料が必要)。なお11日と12日は、さかざきちはる氏のサイン会、11日~14日には「ペンギン着ぐるみ撮影会」を行う。詳細はこちら

このほか、8日~26日には開館1周年を記念したオリジナル弁当の販売を、14日~26日には「開館1周年記念硬券」を配布(ともに無くなり次第終了)、14日~26日には売店やレストラン利用者先着100名への鉄道博物館オリジナルグッズプレゼントなどを行う予定だ。詳細はこちら

開館1周年を記念したオリジナル弁当(写真提供: 鉄道博物館)

「開館1周年記念硬券」を配布(写真はイメージ・提供: 鉄道博物館)