トヨタ自動車は、10月2日から開催されているパリモーターショーに、「レクサス」ブランドのコンバーチブルモデル「IS 250C」を出展した。日本での販売は、2009年春ごろの予定。

レクサス IS 250C

同車は開閉可能な3分割式ルーフを採用、大人4名が乗車できる室内スペースを確保しつつ、オープン時、クローズ時とも特徴ある外観を両立したとしている。ルーフは軽量なアルミ合金製でオール電動システムを採用、滑らかなルーフ開閉を実現したという。開閉時間は各20秒。オープン時でもトランクにゴルフバッグ1個を搭載できるトランク容量を確保した。

オープン走行時においてもクローズ時と同等の車両運動性能を実現できるよう、ボディ構造を強化。オープン時においても欧州自動車衝突安全性能評価で最高の5つ星が取得できる。ワンタッチ操作で前席シートバックを前方に倒し、シート全体をスライドさせるシステムにより、後席への容易な乗降性を実現。また、従来の保護部位に加えて、側突時に頭部まで保護する大型のSRSサイドエアバッグをフロントシート内に装備した。

フロントウインドウ形状などを最適化し、オープン走行時の風の巻き込みを低減。エアコンやオーディオ音質、ターンシグナル音量などは、オープン時/クローズ時にそれぞれの状態に合わせて自動調整できる。

3分割式ルーフ

クローズ時のリヤビュー

インテリア

ハンドル回り