任天堂は、東京・国立代々木競技場 第一体育館にて2日に開催した「Nintendo Conference」において、ニンテンドーDSの新型となる「ニンテンドーDSi」を発表した。発売は11月1日(土)で、価格は18,900円。
「ニンテンドーDSi」は、ニンテンドーDS Liteと比較し、液晶サイズが3.0型から3.25型と若干の大型化が図られ、重量も4gほど軽量化。充電時間は約2時間30分と約30分短縮されたが、その分、電池継続時間は短くなっている。対応ソフトはニンテンドーDS専用ソフト並びにニンテンドーDSi専用ソフトで、ゲームボーイアドバンス専用ソフトはカートリッジスロットが廃されたため、非対応となった。
新しく内蔵された機能としては、ハード面で30万画素のカメラを内外に1つずつ搭載。前述のゲームボーイアドバンスカートリッジスロットを廃した代わりに、SDカードスロットが付加された。また、内蔵マイクやスピーカーもさらなる高音質化が図られているという。
ソフト面では、撮影した写真で遊べる「DSiカメラ」と、音楽ファイルの再生やDSiで録音した音で遊べる音楽プレイヤー「DSiサウンド」を予め内蔵。このほか、「DSiショップ」を通じて提供されるインターネット閲覧のための「DSiブラウザー」、パラパラマンガも描ける「うごくメモ帳」などのDSi専用ソフトを、本体保存メモリにダウンロードして拡張が可能になっている。
「DSiカメラ」では、撮った写真を自由に変化させることが可能 |
ゆがみや、ほかの写真との合成も可能となっている |
定番のデコレーションも可能 |
顔の似てる度を判定することも |
「DSiサウンド」ではスキンの選択が可能 |
音を加工して録音したり、音質を変化させて再生など、多彩な楽しみ方を用意 |
Operaが独自にチューンナップを施したという「DSiブラウザー」 |
簡易メモのほか、パラパラマンガも作成可能な「うごくメモ帳」 |
名称 | ニンテンドーDSi | ニンテンドーDS Lite |
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液晶画面 | 透過型TFTカラー液晶(26万色表示可能) | |
サイズ (折りたたみ時) |
横 137.0mm 縦 74.9mm 厚さ 18.9mm (タッチペン 長さ 約92mm) |
横 133.0mm 横 73.9mm 厚さ 21.5mm (タッチペン 長さ 約87.5mm) |
重さ | 約214g (バッテリーパック、タッチペン含む) |
約218g (バッテリーパック、タッチペン、 GBAコネクタカバー含む) |
使用電源 | 専用ACアダプタ 専用バッテリーパック |
専用ACアダプタ 専用バッテリーパック |
充電時間 | 約2時間30分 | 約3時間 |
電池継続時間 (使用するソフトにより異なる) |
最低輝度 約9~14時間 低輝度 約8~12時間 中輝度 約6~9時間 高輝度 約4~6時間 最高輝度 約3~4時間 |
最低輝度 約15~19時間 低輝度 約10~15時間 高輝度 7~11時間 最高輝度 約5~8時間 |
対応ソフト | ニンテンドーDS専用ソフト ニンテンドーDSi専用ソフト |
ゲームボーイアドバンス専用ソフト ニンテンドーDS専用ソフト |
入出力端子 | DSカードスロット SDメモリーカードスロット ACアダプタ接続端子 ステレオヘッドフォン/マイク端子 |
DSカードスロット ゲームボーイアドバンスカートリッジスロット ACアダプタ接続端子 ステレオヘッドフォン/マイク端子 |
(C) Nintendo ※画面はすべて開発中のものです。 |