「NTT Eee Box B202」

NTT東日本は、小型デスクトップPC「NTT Eee Box B202」を2日に発売する。価格は4万4,800円。

NTT Eee Box B202は、ASUSTeK Computerが販売するUMPC「Eee PC」のデスクトップ版で、HDMI変換ケーブルと「フレッツ光」への接続ツール「フレッツ簡単セットアップツール入り 4GB SDカード」を同梱したNTT東日本オリジナルモデルとなっている。NTT東日本では、大画面テレビとNTT Eee Box B202を接続して「フレッツ光」を組み合わせることで、インターネット上のVODなどのIP映像サービスを大画面で視聴できるとしている。

筐体は、横幅26.9mm、容積1リットルとスリム、かつコンパクトで、テレビの横のスペースに設置しても邪魔にならないようにワイヤレスキーボードとマウスがセットになっている。また、OSを起動することなくすぐにインターネットにアクセスできる「Express Gate機能」を標準搭載するほか、動作音約26dB、消費電力約20Wという静音・省電力設計となっている。

仕様は、CPUがAtom N270(1.6GHz)、チップセットがモバイルIntel 945GSE Express+ICH7-M、メモリが1GB。グラフィックス機能はチップセット内蔵のIntel GMA 950を利用する。HDDは80GB(5,400回転SATA)、光学ドライブは搭載されていない。その他の機能は、IEEE802.11b/g/n draft対応無線LAN、ギガビットLAN、5-in-1メモリーカードスロットなど。OSはWindows XP Home Edition SP3がプリインストールされている。

本体サイズは26.9(W)×222(D)×178(H)mm、重量は約1.16kg。カラーはブラックとホワイトの2色展開となっている。