レノボ・ジャパンは1日、同日付で、同社の代表取締役社長として、現レノボ・シンガポールの副社長であるロードリック・ラピン氏が就任すると発表した。

新たに代表取締役社長に就任するロードリック・ラピン(Roderick Lappin)氏

今回の新代表取締役社長就任は、レノボ・グループの戦略的地域としての日本の活動を強化することを目的としたものとされる。前代表取締役社長の天野総太郎氏は、ユーザー、ビジネスパートナー、従業員などとの引き継ぎを完了したのちに「次のミッションへと移る」(同社)という。

ロードリック・ラピン氏は、2007年2月にレノボ・シンガポールに日本を含むアジア太平洋地区のリレーションシップ・マーケティング担当副社長として入社し、リレーションシップ・セールス・アンド・マーケティング担当副社長として、大企業向け、および中小企業向けビジネスの拡大、ならびにビジネス・パートナーとの関係強化に注力してきた。同社入社前は、1996年にデルに入社し、アジア太平洋地区、日本、オーストラリアにおいて、グローバル・セールス部門、リレーションシップ・セールス、教育、ならびに官公庁部門での役職を歴任している。