テレビゲーム『ゴッド・オブ・ウォー』がハリウッドで映画化される――そんな噂が立ったのは今年5月のこと。『バイオハザード』をはじめ、『ストリートファイター』や『鉄拳』など、昨今の"ゲーム映画化"の例は枚挙に遑がない。

この"噂"が事実となったことがゲーム情報サイトUGOによるブレット・ラトナーのインタビューで明らかとなった。ラトナーは『ラッシュアワー』シリーズや『X-MEN ファイナルディシジョン』などを手がけた映画監督。映画化の権利はUniversal Picturesが獲得している。

米国で2005年3月にソニー・コンピュータエンタテインメントにより発売された『ゴッド・オブ・ウォー』(PS2)は、2007年には続編が、さらに翌2008年にはPSP版もリリースされた人気作品。また、現在はPS3にプラットフォームを移し、最新作の開発が行われているという。

そんな人気タイトルだけにファンの思い入れも並大抵ではない。「NOOOOOOOOO! ウソだろ! これで素晴らしいゲームがまた1つ、ハリウッドに台無しにされる」と嘆く声や、「G.o.Wが映画化? やったぜ! え、でも待って。ラトナーが監督? だったらくそ食らえだ!」とラトナーがメガホンを取ることに反発する意見が多い。中には「WAAAAH! WAAAAAAH! WAAAAAAAH!」とひたすら取り乱すだけのファンもいる。

キャストについてはまだ何も決定していないが、「(主人公の)クレイトスにはヴィン・ディーゼルがいいな」「いや、クリス・タッカーがいいよ」といった議論も持ち上がっており、文句を言いながらもキャスティングごっこを楽しんでいるようだ。

こちらがクレイトス
※画像はPSP『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』のものです

(C) 2008 Sony Computer Entertainment America Inc. God of War is a registered trademark of Sony Computer Entertainment America Inc. Developed by Ready At Dawn Studios, LLC.