東武鉄道は10月1日、特急「スペーシア」車内限定スイーツ「口福スイーツ 五色やさいの恵み」を発売する。TVや雑誌で活躍中の人気料理研究家コウケンテツさんと、東京・中目黒の野菜スイーツ専門店「パティスリー ポタジエ」とのコラボレーション商品で、野菜を練りこんだスポンジ生地とクリームで仕上げたブッセとなっている。「とまと」「かぼちゃ」「さつまいも」「よもぎ」「ごまとごぼう」の5種類で、価格は1個350円、5個入りのスイーツボックスは1,500円。
同商品は、コウケンテツさんのルーツでもある韓国料理の「五味五色」という考え方をベースにしつつ、「パティスリー ポタジエ」の野菜スイーツづくりのノウハウを活かした焼き菓子。なお五味五色とは、赤、黄、白、青、黒(濃紫も含む)といった5つの色の食材を、甘・酸、辛、苦、鹹(かん=塩辛さ)という5つの味付けで仕上げた料理を食卓に並べることで、健康的な食生活が送れるとする韓国料理の考え方を意味する。
なお、スポンジ生地には、野菜と共にエゴマのパウダーを練り込み、クリームには、日光名物の乾燥湯波を加えてサクサクとした食感を実現したという。
販売は、浅草を7:30~16:00に発車する下りスペーシア13本と、東武日光または鬼怒川を9:53~18:24に発車する上りスペーシア13本のみの限定。JR新宿乗り入れのスペーシアや早朝深夜の時間帯では販売しない。「列車内でも食べやすいサイズで、お子様からお年寄りまでお召し上がりいただけます。土産にも最適です」(同社)。