コーエーは、同社が2005年に発売したプレイステーション 2向けRPG『Zill O'll ~infinite~』をプレイステーション・ポータブル向けにリメイク。新キャラクターや新規シナリオを追加した『Zill O'll ~infinite plus~』として、12月25日にリリースする。
『Zill O'll(ジルオール)』は、1999年にプレイステーション向けにリリースされたRPGで、練り込まれた世界観と魅力的なキャラクター、そして当時としては珍しいフリーシナリオのRPGとして人気を博し、2005年にはプレイステーション 2向けの『Zill O'll ~infinite~』としてリメイクされた。
今回リリースされるPSP向けの『Zill O'll ~infinite plus~』は、PS2向けの『Zill O'll ~infinite~』に数々の新要素を加えたもので、新キャラクターや新規シナリオが追加されており、初めてプレイする人はもちろん、前作のファンでも十分に楽しめる仕上がりとなりそうだ。
■PSP『Zill O'll ~infinite plus~』ストーリー概要
舞台は架空の中世ファンタジー世界「バイアシオン大陸」。神聖歴1200年、主人公はある事件をきっかけとして、それまでの平和な生活に別れを告げ、冒険者としての旅に出かけることになる。その旅の中で、主人公は様々な人と出会い、事件に遭遇し大きく成長していく。また時を同じくして、世界は大きく動き始める。「竜王の覚醒」「勇者ネメアの即位」「闇の力の台頭」……。
世界は、主人公を運命の渦中に引きずり込んでいく……。
プレイヤーは 一人の冒険者となり、大小さまざまな冒険をこなし、最終的な目的を達成する。ただし、同一の世界を舞台としながら、プレイヤーのとる行動や選択によって、冒険の目的や仲間、最終的な敵といったさまざまな要素がプレイごとに変化する「フリーシナリオシステム」となっているのがポイント。世界の存亡を賭けた戦いに身を投じるもよし、信じる仲間と共に気楽な旅を続けるもよし。周囲の人々や世界情勢とどう関わっていくかは、プレイヤーの自由な判断に委ねられる。
PSP『Zill O'll ~infinite plus~』登場キャラクター
■メインキャラクター
非常にたくさんのキャラクターが登場する本作だが、今回は主人公をはじめとするメインキャラクターを紹介してみよう。なお、メインキャラクターのデザインは「ウィザードリィ」シリーズのモンスターデザインや多くのファンタジー小説の挿し絵などを手がける実力派イラストレーター・末弥純氏が担当している。
主人公 (男) |
主人公 (女) |
プレイヤーの分身となるキャラクター。初期設定で男・女の選択ができる。この世界においてもっとも大きな可能性を秘めた存在である「無限のソウル」を持つ者として存在する。どのような個性を得るかはプレイヤーにより千差万別となる |
■追加仲間キャラクター
PSP『Zill O'll ~infinite plus~』では、PS2『Zill O'll ~infinite~』において仲間にできなかった「フレア」「フェルム」「エルファス」といった人気キャラクターを仲間にすることができる。
フレア |
フェルム |
エルファス |
ウルカーンで火の精霊神に仕える巫女。街の住民の前に姿を現すことはなく、ウルカーンの長老シェムハザ自らがフレアの世話をしている |
ロストールの酒場で働く看板娘。明るく素直な性格で、彼女目当てに訪れる客も少なくない。主人公 (男性)に恋しているが…… |
世界各地で民衆にこの世の終末を説く美しき預言者。彼が見せる奇跡により、救世主と崇める者も増えてきている |
魂の成長が能力を引き出す「ソウルシステム」がゲームの鍵。「ソウル」は、ゲームの世界観やストーリーにも深く関わる |
人物データを閲覧できる「人物列伝」や「エンディングリスト」の項目が特定の条件を満たすと、PSP用の壁紙データを入手できる |
ゲームタイトル | Zill O'll ~infinite plus~ (ジルオール インフィニット プラス) |
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対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
ジャンル | ロールプレイング |
発売予定日 | 2008年12月25日 |
価格 | 5,040円 |
審査予定 |
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